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ユニット設計製造販売

ポンプユニット・機械装置設計製作

ユニット化の概念

ユニット化の目的は数々の無駄を省くことであり、その大半は資源の無駄、電力に代表されるエネルギーの無駄を省くことにあります。
ユニット化とは、自然に対するやさしさと、コストダウンを両立する理想的工法です。

図1のように一般にみられる配管システムのうち、ポンプとヘッダを同一の架台に組み込み一体化すると、図2のようになります。
これにより次のメリットを引き出すことができます。

ユニット化による7つのメリット

1.機械室スペースの縮小

ポンプ設置スペース内にヘッダがほぼ納まります。

2.管材の削減

ポンプからヘッダ間の配管、バルブが大幅に削減されます。

3.施工図の枚数削減

ヘッダからポンプ間の下段の配管がなくなるので施工図を描く必要がありません。

4.施工期間の短縮

工場製作のウエイトが高まり現場作業が少なくなります。

5.施工管理の削減

施工期間の短縮により工程・安全管理が楽になります。

6.ゴミの発生の削減

生材より加工が少なくなるので残材・破材が少なくなります。

7.品質の向上

工場における溶接は安定した品質を保証できます。

ユニットの設計内容

  • 架台の部材の仮選定
  • ポンプの配置
  • ヘッダ
  • パイプ支持
  • フレキの選定
  • 搬送計画
  • 構造計算による架台の部材の選定
    荷重(応力)の集計
    垂直応力 水平応力
    架構形式の選定
    応力度の計算
    応力度の集計
    垂直応力度 垂直応力度+水平応力度
    許容応力度による検定
  • アンカーボルトの強度計算
    バタフライ型チャッキとバタフライ弁の取付要領
  • 管サイズの選定
    ※「建築土木構造マニュアル」に基づく当社「ユニット設計要領」による。CADで施行図から加工図を作成

ポンプユニット・機械装置一覧

配管のプレハブ化・ユニット化の独自ノウハウから管を組み込んだ
機械装置のメーカーへ、株式会社カサイは進化を続けます。
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